Break Rabbit Bank!

トリプルなど

ありがとう、ニチ以

「ニチアサ以外はやってます!」の最終巻が出ましたね。

日陰者が主役の令和きらららしさとこれまでの部活ものの感じを兼ね備えていた最高のオタクの青春という感じで、かつ表現も挑戦的なことをしていて、めちゃめちゃ好きな作品だし世にウケてるとも思っていたので、2巻での完結は予想外かつ非常に残念に思います。今これ

そんなニチ以を読んで思ったことを書いておこうかなと、思います。

 

まず、「オン・ユア・ゲイズ」中のアカリとロミィの物語は、特撮研のあかねと博見の歩みと似通っており、そしてそれはニチ以という作品そのものにも言えるんじゃないかと。特にオン・ユア・ゲイズ予告編からこれを感じました。特撮研が過去の先輩達の作品から映像とスーツを使い回してこの作品を作りましたが、猫にゃん先生はこの作品を過去のきららの読み切りである「グレーゾーン」の技法を使い、またシナリオも似せて描いており、過去の作品の力を借りるという点が共通しています。また、特撮好きが特撮を撮るという大筋の物語自体が、きらら好きがきららを描いたこの漫画と一致しています。

以上より、特撮研は猫にゃん先生を、オン・ユア・ゲイズはニチ以を表していると言えると考えます。また、オン・ユア・ゲイズが桜井栄朱を感動させ特撮研の門を叩かせたように、ニチ以も読者の心を動かし創作に駆り立てるような、影響力のある作品だと思います。

そしてもう1つ。


苺と唯がシェアハウス!?!?!??!?!????!??!?

 

 

最後に、素晴らしい作品を生み出した猫にゃん先生に多大な感謝を。
ありがとうございました。