またぞろ。が終わってしまった……
【きららキャラット9月号】幌田先生「またぞろ。」最終回&センターカラー!
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2023年7月27日
また、ことたちに春がやってきました。なんだか前にも見たことある光景です。ただひとつ、違っているのは…。#またぞろ。 pic.twitter.com/xQV52VLCbp
以下、最終回の感想になります。
↓サムネ&ネタバレ防止用
はい。まず、最終回らしい最終回で、素晴らしかったと思います。1話のセルフオマージュに始まり終わるのも、非常に”エモ”が感じられるとともに、物語を通じて変わった点と変わらない点が見えてよかったです。こんなに些細なことで心から笑えるようになって……感謝の手紙も、以前の殊ならまずやらないような行動で変化を表している一方で、でもあんなに頑張っていた竹屋先生でなく二條先生に送ってしまうという”ズレ”は変わらないんだと感じられました。有沢さんもゆのさんにこんな感じのことを言ってた
そして、最後のコマのモノローグが印象に残りました。「今は」なんですよ。2年生になれて、友達も一緒に進級できて、「今は」「なんだかとても」なんだけど、結局生活能力の低さゆえの苦しみは今後も続いていくんです。しかも、高校を卒業したら(できたら)今みたいにみんなに助けてもらうことはできないかもしれないし、みんなで内部進学してもその後は……となるわけです。これは我々もそう。でも、作品が完結したことで、殊はその苦しみから逃げ切ることができました。ところが、こっちはそうもいかない。ずっと苦しみ続けるしかない。
私ってどうしたらいいですか?